リノベーションの打ち合わせ、専門用語に戸惑っていませんか?
いざ設計担当者やリフォーム会社のスタッフと打ち合わせを始めると、専門的な建築用語がたくさん出てきて戸惑ってしまうことはありませんか?
「昔、家を建てた時に聞いたような気もするけど、すっかり忘れてしまった…」
「基本的なことかもしれないけど、今さら聞くのはちょっと恥ずかしいかも…」
そんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ご安心ください。
多くのお客様が、住宅に関わるのは久しぶり。
そのため基本的な用語を使用し、打ち合わせは進行します。
抑えるべきは、基本的な用語のみです。
基本的な用語が分かると、ご自身の希望をより正確に伝えられたり、担当者からの提案内容を深く理解できたり、見積もりや仕様書を確認する際にも役立ちます。
今一度、基本的な用語をおさらいして、リノベーションの打ち合わせに役立てましょう。
目次
【間取り・広さ】に関するリノベーション用語
間取りの変更はリノベーションの大きな目的の一つ。
広さの単位も再確認しておきましょう。
LDK(エルディーケー)
リビング(L)、ダイニング(D)、キッチン(K)の頭文字を合わせた略称です。「1LDK」なら、LDKに加えて居室が1つある間取りを指します。
「壁を取り払って広いLDKを作りたい」という風に使用します。
和室・洋室
畳敷きの部屋が「和室」、フローリングやカーペット敷きの部屋が「洋室」です。
坪(つぼ)
日本独自の面積単位で、一坪は約2畳分の広さです。
1坪 ≒ 約3.3㎡。
感覚的に広さを掴みやすいため、打ち合わせでよく使われます。
㎡(平米:へいべい)
1メートル×1メートルの正方形の面積。
国際的な標準単位で、見積書や図面では主にこちらが使われます。
1坪は約3.3㎡と覚えておくと便利です。
延床面積(のべゆかめんせき)
建物の各階の床面積を合計した面積のことです。
例えば、1階が60㎡、2階が50㎡なら、延床面積は110㎡となります。
建築基準法で、土地に対する延床面積の上限(建ぺい率・容積率)が定められているため、増築(床面積を増やすリノベーション)を検討する際には特に重要な数値となります。
【構造・性能】に関するリノベーション用語
特に古い家のリノベーションでは、安全性や快適性に関わる構造・性能面のチェックと向上が重要になります。
性能や基礎に関する用語を理解していると、建物チェックの報告をより理解できます。
また、現在の建物に関する基準も理解することで、今お住いの住宅の不足している部分も理解しやすくなります。
基礎(きそ)
建物を支える、地面との間のコンクリート部分のことです。
建物の重さを地面に伝え、沈下などを防ぐ重要な役割を担っています。
リノベーションでは、基礎の状態を確認し、必要に応じてひび割れの補修や補強を行うことがあります。
特に築年数が古いお住まいでは、基礎のチェックが欠かせません。
柱(はしら)・梁(はり)
柱は地面に対して垂直に立つ、建物を支える主要な部材です。
梁は柱と柱の間に水平に渡され、屋根や床の重さを支える部材です。
これらは建物の骨組み(構造躯体)を構成しています。
リノベーションで間取り変更のために壁を撤去したい場合でも、構造上重要な柱や梁は基本的に動かせません。
どこが重要な構造部材なのかを理解することが、プランニングの鍵となります。
耐震
地震の揺れに対して、建物が倒壊・損壊しないように備えることです。
耐震等級
地震に対する建物の強度を示す指標で、等級1~3があります。
等級3が最高等級です。
特に1981年以前の「旧耐震基準」で建てられた住宅は、現行基準と比べて耐震性が低い可能性があります。
加古川市で古い一軒家をリノベーションする場合、耐震診断を行い、必要に応じて耐震補強工事(壁の補強、金物の設置など)を実施することが、安心して住み続けるために非常に重要です。
断熱
壁や屋根、床、窓などを通して、外の熱(暑さ・寒さ)が室内に伝わりにくくすることです。
断熱性能が高いと、冷暖房が効きやすく、省エネで快適な室温を保てます。
気密
建物全体の隙間を減らし、意図しない空気の出入りを少なくすることです。
気密性が高いと、断熱性能や換気システムの効率が向上します。
高気密高断熱
断熱性と気密性の両方を高めた住宅のことです。
リノベーションで断熱改修(断熱材の追加・交換、高断熱窓への交換など)を行うことで、住まいの快適性は格段に向上します。
C値(シーち)・UA値(ユーエーち)
C値は気密性能(隙間の量、小さいほど良い)、UA値は断熱性能(熱の逃げやすさ、小さいほど良い)を示す数値です。
住宅の性能を示す目標として、使われることがあります。
在来工法(木造軸組工法)
日本で古くから用いられている木造建築の工法です。
柱と梁を組み合わせて骨組みを作ります。
現在も多くの一戸建てで採用されており、間取りの自由度が高いのが特徴。
リノベーションでも、構造を理解した上での改修がしやすい工法です。
2×4工法(ツーバイフォー工法)
規格化された木材(2インチ×4インチなど)で枠組みを作り、構造用合板を打ち付けて壁や床という「面」で建物を支える工法です。
耐震性や気密性が高いとされます。
鉄骨造(S造)
柱や梁に鉄骨を使う構造。
軽量鉄骨造と重量鉄骨造があります。
RC造(鉄筋コンクリート造)
鉄筋とコンクリートを組み合わせて作る非常に頑丈な構造です。
【設計・工事】に関するリノベーション用語
リノベーションの計画から完成までのプロセスで使われる言葉です。
現在のリノベーション進捗状況を理解するためにも、覚えておいたほうがよいでしょう。
プランニング
リノベーションの計画を立てること全般を指します。
お客様のご要望やライフスタイル、予算、建物の状態などを踏まえて、間取り、デザイン、設備などを具体的に計画していくプロセスです。
仕様(しよう)
リノベーション工事で使用する材料(床材、壁材、断熱材など)や設備機器(キッチン、ユニットバス、トイレなど)の種類、メーカー、品番、色などを具体的に定めたものです。
「仕様書」として一覧で確認することが多いです。
内容によって、仕上がりの見た目や性能、そして費用が大きく変わります。
スケルトンリノベーション
建物の柱・梁・基礎といった構造躯体だけを残し、内外装や設備をすべて解体・撤去してから行う大規模なリノベーションのことです。
間取りやデザインの自由度が最も高く、配管や配線、断熱なども根本から見直すことができますが、費用と工期は大きくなります。
【設備】に関するリノベーション用語
キッチンやお風呂など、リノベーションで一新することが多い設備に関する用語です。
特にキッチン設備や型に関しては用語が複雑です。
キッチン関連
I型・L型
キッチンの形状を表します。I型はコンロ、シンク、作業スペースが一列に並んだ形。
L型はL字型に配置された形です。
対面式キッチン
キッチンで作業する人が、リビングやダイニングにいる家族と顔を合わせられる配置のキッチン。
アイランド型、ペニンシュラ型などがあります。
IHコンロ
電磁誘導を利用して鍋などを直接加熱する調理機器。
火を使わないため安全性が高く、天板がフラットでお手入れしやすいのが特徴です。
その他の用語
ユニットバス
壁・天井・床・浴槽などが一体化して工場で生産され、現場で組み立てるタイプの浴室のことです。
現在の浴室リフォームでは主流となっています。
バリアフリー
高齢者や障がいのある方が安全・快適に暮らせるよう、段差の解消、手すりの設置、通路幅の確保などを行うことです。
リノベーションで将来に備えて導入するケースが増えています。
用語を知って、納得のリノベーションを
今回は、リノベーションの打ち合わせでよく出てくる基本的な用語をご紹介しました。
すべての用語を完璧に覚える必要はありませんが、少しでも知っておくことで、担当者とのコミュニケーションが円滑になり、ご自身の希望がより具体的に伝わるようになります。
また、提案内容や見積もりへの理解も深まり、納得のいくリノベーションに繋がりやすくなります。
そして何より大切なのは、打ち合わせ中に分からない言葉があれば、遠慮なくその場で質問することです。
経験豊富なスタッフは、専門用語もお客様に分かりやすく丁寧にご説明することを常に心がけています。
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