【加古川市】犬も猫も長生きできる一軒家大規模リフォーム術|加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ

BLOG【加古川市】犬も猫も長生きできる一軒家大規模リフォーム術

投稿日:2025年12月18日 最終更新日:2025年12月18日

空前のペットブーム。今や家族の一員として、愛犬や愛猫と暮らすことは特別なことではなくなりました。 しかし、加古川市内で築年数が経過した一軒家にお住まいの方、あるいはこれから中古住宅を購入してペットを迎えようとしている方には、一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。

「今の家は、本当にペットにとって安全な環境でしょうか?」

ツルツル滑るフローリングで股関節を痛める犬、寒暖差の激しい部屋で体調を崩す猫、脱走の危険がある玄関…。 人間には「ちょっと不便」程度のことが、体の小さなペットにとっては「命に関わる危険」になることがあります。

私たち一軒家大規模リフォームの専門家が提案するのは、単にペット用ドアを付けたり、キャットウォークを作ったりするだけのリフォームではありません。 「ペットが健康で長生きできる家=人間にとっても最高に快適で安全な家」という考えに基づき、床材から断熱性能までを根本から見直す「ペット共生型・大規模リフォーム」です。

この記事では、愛犬・愛猫と幸せに暮らすために絶対に外せない「家の性能」と、それを実現するための具体的なリフォーム術を徹底解説します。

 

目次

ペットリフォームは「設備」より先に「性能」を見直すべき

ペットリフォームは「設備」より先に「性能」を見直すべきペットリフォームは「設備」より先に「性能」を見直すべき

 

多くの人が「ペットリフォーム」と聞くと、キャットタワーやペット用ドアといった「設備」を思い浮かべます。しかし、それ以上に重要なのが、家の基本性能である「断熱性」と「安全性」です。

ペットは人間以上に「温度変化」に弱い

犬や猫は、人間よりも地面に近い場所で生活しています。 冷気は下に溜まるため、飼い主が「少し肌寒い」と感じる部屋では、床付近にいるペットは「凍えるような寒さ」を感じています。 逆に夏場は、断熱性の低い家ではエアコンが効きにくく、留守番中の熱中症リスクが跳ね上がります。

特に加古川市の夏は高温多湿です。シニア期に入ったペットにとって、この過酷な温度環境は心臓や腎臓に大きな負担をかけ、寿命を縮める原因になりかねません。

スロープや手すり以前に「滑らない床」が必須

室内飼いの小型犬(トイプードルやチワワなど)に多い「パテラ(膝蓋骨脱臼)」や椎間板ヘルニア。その最大の原因の一つが「滑るフローリング」です。 一般的な複合フローリングは、掃除のしやすさを優先して表面が硬くコーティングされており、ペットの爪が掛かりません。踏ん張りが効かない状態で走り回ることは、氷の上を歩くようなもの。関節への負担は計り知れません。

「大規模リフォーム」だからこそできる根本解決

部分的なリフォームでは、「リビングだけ滑らない床にしたけれど、廊下は滑るまま」「エアコンを付けても窓から熱が逃げていく」といった中途半端な状態になりがちです。 大規模リフォーム(フルリノベーション)なら、家全体の床材を統一し、断熱材を壁・床・天井に充填し、窓を高断熱サッシに交換することで、家中のどこにいても温度差がなく、足腰に優しい環境を一気に整えることができます。

 

ペットが快適な家の「3大要素」

【犬・猫共通】ペットが快適な家の「3大要素」

 

犬は走り回り、猫は高い所を好むなど行動習性は異なりますが、安全で快適な住まいに求められる条件は驚くほど似ています。それは、怪我を防ぐ「滑りにくい床」、健康を守る「断熱性能」、そして「ニオイ・傷対策」です。これらはペットの種類を問わず、人間と共に健やかに暮らすための土台となる、最も重要な共通要素なのです。

足腰を守る「床材」の選定

ペットの関節トラブルや怪我の多くは、実は家庭内の「滑りやすい床」が原因です。爪がしっかり掛かり、走っても踏ん張りが効く素材を選ぶことは、愛犬・愛猫の健康寿命を延ばすための第一歩です。

ペット用フローリング: 表面に防滑加工が施されており、傷や汚れにも強い。見た目は一般的なフローリングと変わらないため、インテリアを損ないません。

クッションフロア・フロアタイル: クッション性があり、関節への衝撃を吸収します。粗相をしても拭き取りやすく、張り替えも比較的安価です。

コルクタイル: 天然素材ならではの温かみと弾力性が魅力。滑りにくさはトップクラスですが、爪とぎなどでボロボロになりやすい点に注意が必要です。

健康を守る「断熱・気密」の確保

人間よりも低い位置で生活するペットは、床付近に溜まる冷気や、夏場の過酷な熱気の影響をダイレクトに受けます。家中どこにいても一定の温度を保てる環境を作ることは、贅沢ではなく、小さな家族の「命を守る機能」と言えます。

窓の断熱(内窓・ペアガラス): 熱の出入り口である窓を強化することで、外気の影響を遮断します。防音効果も高まるため、無駄吠えの声漏れ対策にも有効です。

床暖房の設置: 足元から温める床暖房は、ペットにとって最高の暖房器具です。風が出ないためホコリや毛が舞い上がらず、空気を汚しません。大規模リフォーム時に導入するのが最も効率的です。

ニオイと汚れを防ぐ「壁材」の工夫

爪とぎによる傷や、染み付いて取れない独特のニオイは、多くの飼い主様が抱える悩みです。いつまでも部屋を美しく清潔に保ち、日々の掃除ストレスを減らすために、耐久性と消臭機能を兼ね備えた素材選びが重要です。

スーパー耐久性クロス: 一般的な壁紙の数倍の強度があり、引っかき傷に強い壁紙です。消臭・抗菌機能付きを選ぶのが鉄則です。

腰壁(こしかべ)の設置: 傷がつきやすい壁の下半分(腰の高さまで)に、パネルやタイルを貼る方法です。デザインのアクセントにもなり、傷んでも下半分だけ交換できるメリットがあります。

調湿建材(エコカラットなど): 湿度を調整し、気になるペット臭を吸着・脱臭する機能性タイルです。トイレ周りや寝床の近くに施工すると効果的です。

 

【犬と暮らす】リフォームのポイント

【犬と暮らす】リフォームのポイント

 

犬は「群れ」で生活する動物であり、家族(飼い主)と一緒の空間にいることを好みます。また、散歩という「外との繋がり」も重要です。

滑らない床で「ドッグラン」のようなリビングを

リビングを広げ、滑りにくい床材を採用することで、室内でも思い切り走り回れるスペースを確保しましょう。家具の配置を工夫し、回遊動線(ぐるりと回れる間取り)を作ると、運動不足解消になります。

散歩帰りが楽になる「土間収納」と「足洗い場」

玄関を広げて「土間収納」を作れば、バギーや散歩グッズをそのまま置けます。また、玄関脇や勝手口付近に、お湯が出る「足洗い場(シャワーパン)」を設置すると、散歩帰りのケアが劇的に楽になります。

寂しがり屋のための「見守りスペース」

キッチンで料理をしている時でも愛犬の様子が見えるよう、対面キッチンやガラス入りのドアを採用しましょう。また、階段下などのデッドスペースを活用して、愛犬専用の「ヌック(小さなくつろぎ空間)」を作ると、安心して休める場所になります。

 

【猫と暮らす】リフォームのポイント

【猫と暮らす】リフォームのポイント

 

犬とは違い、猫にとっての快適さは「広さ」よりも「高さ」にあります。高い場所から室内を見渡したり、外を眺めたりすることで安心感を得る習性があるからです。そのため、平面的な床の拡張以上に、キャットウォークやステップで「縦の空間」を有効活用し、自由に上下運動できる環境を整えることが、猫のストレス解消と健康維持の鍵となります。

運動不足解消!「キャットウォーク」と「キャットステップ」

壁面を活用して、キャットステップ(階段)やキャットウォーク(通路)を造作しましょう。 市販のキャットタワーと違い、場所を取らず、インテリアの一部としてデザインできます。高い場所から部屋全体を見渡せるルートを作ることが、猫のストレス解消になります。

外の景色を楽しむ「出窓」や「窓台」

猫にとって、窓の外を眺めることは大切な日課です。 窓際に幅の広いカウンターを設置したり、出窓をリラックススペースとして整えたりしましょう。ただし、脱走防止のために網戸はステンレス製の丈夫なものにし、ストッパーなどの対策も必須です。

多頭飼いにも対応できる「トイレスペース」の確保

猫のトイレは「頭数+1個」が理想とされています。しかし、リビングにいくつもトイレを置くのは見た目もニオイも気になります。 大規模リフォームなら、洗面所や廊下の一角に、換気扇付きの専用トイレスペースを埋め込むように設計できます。猫が出入りできる小さな穴(ペットドア)を壁に開けておけば、ドアを開けっ放しにする必要もありません。

 

加古川市でペットリフォームをする費用相場(大規模リフォーム)

加古川市でペットリフォームをする費用相場(大規模リフォーム)

 

家全体を一新する大規模リフォームと同時にペット対策を行えば、施工の手間が省け、別々に工事するよりもトータル費用を抑えられます。ここでは、一般的なリフォーム内容に加え、滑りにくい床や消臭壁、キャットウォークなどの「ペット専用機能」を取り入れる場合の概算費用をご紹介します。加古川市での予算計画の目安としてください。

床材の全面変更(滑りにくい床へ)

費用目安: 15万円~(6畳あたり)
フローリングの上から防滑コーティングをする簡易的な方法もありますが、耐久性を考えると、リフォーム時にペット対応床材へ張り替えるのがベストです。

【プロのおすすめ商品】
例えば、ペット用床材の定番であるDAIKENの「ワンラブフロアⅣ」や、デザインの美しさと機能性を兼ね備えたLIXILの「ラシッサ S・Dフロア耐水・ペット」などが代表的です。

特にLIXILの商品は、リアルな木目の質感を保ちながら、滑りにくさとアンモニア(尿)汚れへの強さを備えており、インテリアにこだわる愛犬家・愛猫家に選ばれています。

内装・壁材の変更(消臭・傷対策)

費用目安:10万円~(6畳の壁・天井クロス張り替え)

腰壁設置:10万円~20万円(素材による)

エコカラット施工:5万円~15万円(施工面積による)

【プロのおすすめ商品】
壁紙(クロス)であれば、一般的なビニールクロスの約10倍の表面強度を持つサンゲツの「スーパー耐久(ペット対応)」シリーズが鉄板です。猫の爪とぎや犬の引っかき傷に圧倒的に強く、抗菌・汚れ防止機能も標準装備されています。

また、ニオイ対策を重視するならLIXILの「エコカラットプラス」が最適です。壁の一部分に貼るだけで、ペット特有のアンモニア臭を強力に吸着・脱臭し、湿度も調整してくれる機能性タイルです。デザイン性も高く、リビングのアクセントとしても非常に人気があります。

断熱リフォーム(窓・断熱材)

内窓設置: 5万円~15万円(1箇所)

LDK全体の断熱改修: 100万円~300万円

※ここは国の補助金(先進的窓リノベ事業など)を最大限活用すべきポイントです。

→加古川市の補助金についてはこちら

造作工事(キャットウォークなど)

キャットウォーク・ステップ造作: 10万円~30万円

ペット用ドア設置: 3万円~8万円(建具ごとの交換は10万円~)

足洗い場(温水シャワー)設置: 15万円~30万円(配管工事含む)

 

まとめ

まとめ (4)

 

「ペットのためにリフォームするなんて贅沢だ」と思われるかもしれません。 しかし、断熱リフォームで冬暖かく夏涼しい家になれば、ヒートショックのリスクが減り、人間にとっても快適で健康的な家になります。 滑りにくい床は、高齢者の転倒防止にも役立ちます。 消臭機能のある壁は、来客時の印象を良くし、空気環境を整えます。

つまり、ペットに優しい家は、人間にとっても「優しく、安全で、価値のある家」なのです。

加古川市で、愛犬・愛猫との暮らしをより豊かにしたいとお考えの方、これからペットを迎えようと計画中の方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

 

 


 

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