【和室vs洋室】生活スタイルで考える部屋の決め方と「小上がり」という選択肢|加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ

BLOG【和室vs洋室】生活スタイルで考える部屋の決め方と「小上がり」という選択肢

投稿日:2025年12月30日 最終更新日:2025年12月22日

築30年、40年が経過した一軒家の大規模リフォームを計画する際、多くのお客様が間取りの打ち合わせで頭を悩ませる問題があります。 それは、「和室をこのまま残すべきか、それとも全て洋室(フローリング)にしてしまうか」という選択です。

「将来、介護が必要になったらベッドの方が楽そう」「ロボット掃除機で掃除するなら段差のない洋室がいい」 そう考えて、全ての部屋を洋室にするリフォームは確かに人気ですし、バリアフリーや清掃性の観点から見れば非常に理にかなった選択です。

しかし、家全体を作り変える大規模リフォームにおいて、これまでの生活スタイルや地域特有の気候を考慮せずに「便利そうだから」と安易に決めてしまうと、住み始めてから思わぬ後悔を招くことがあります。

特に、海に近く湿度の高い加古川市周辺エリアにおいては、「寝具(布団かベッドか)」と「床材」の相性を無視したリフォームは危険です。 「洋室にリフォームしたけれど、結局カビに悩まされて畳に戻したい…」といった悲劇を生まないために、私たちは一軒家大規模リフォームの専門家として、費用だけでは測れない「和室と洋室の選び方」と、現代のライフスタイルに合わせた「新しい畳スペースの作り方」について、どこよりも詳しく解説します。

 

大規模リフォームにおける「和室・洋室」の費用

大規模リフォームにおける「和室・洋室」の費用

 

リフォームで一番気になる「費用」。しかし、家を骨組みから作り直す大規模リフォームの場合、実は和室と洋室の工事費に大きな差はありません。 下地から新設するため、仕上げ材の選び方次第で調整が可能だからです。目先の僅かな差額で妥協せず、「これからの暮らしにどちらが必要か」という視点で選ぶことが、後悔しない家づくりの鉄則です。

 

スケルトンにするなら「初期費用」の差は微々たるもの

「今ある畳を撤去してフローリングを貼る」だけの小規模リフォームであれば、廃材処分費や下地調整費の違いを細かく計算し、数万円単位の差額を気にされるかもしれません。

しかし、私たちが手掛けるような、壁・床・天井をすべて解体して骨組み(スケルトン)の状態から作り直す大規模リフォームの場合、話は別です。 なぜなら、和室にしようが洋室にしようが、「床の下地を水平に作り直す」「断熱材を入れる」「仕上げ材を貼る」という工程の手間はほとんど変わらないからです。

使用するフローリング材のグレードや、選ぶ畳の種類によって多少の増減はありますが、数百万円〜一千万円単位のリフォーム総額から見れば、一部屋を和室仕上げにするか、洋室仕上げにするかの費用差は、誤差の範囲と言っても過言ではありません。 ですので、まずは「費用の損得」を一旦忘れて、「これからの暮らしに何が必要か」という視点でフラットに検討することをお勧めします。

 

長期的な「メンテナンス費用」で比較する

初期費用だけでなく、住み始めてからかかるランニングコスト(維持費)で比較してみましょう。

◆洋室(フローリング)◆
近年主流の「シートフローリング(複合フローリング)」はワックス不要のものが多く、基本的にはメンテナンスフリーです。ただし、鋭利なものを落とした時の「傷」や、水濡れによる「変色」は補修が難しく、30年〜40年後には張り替えや上貼りの検討が必要になります。

◆和室(畳)◆
従来のイ草畳の場合、5年〜10年程度で「表替え(おもてがえ)」や「裏返し」といったメンテナンスが必要です。一枚あたり数千円〜1万円程度の費用がかかります。しかし、畳床(芯材)がしっかりしていれば、表面を張り替えるだけで新品同様の香りと美しさが蘇るというメリットもあります。

「手間と費用をかけたくない」という点では洋室に軍配が上がりますが、近年はメンテナンスフリーに近い「高機能畳」も登場しており、その差は縮まりつつあります。

 

【重要】加古川市で「洋室に布団」はカビのリスク大!

【重要】加古川市で「洋室に布団」はカビのリスク大!

 

私たちが加古川市のお客様に強くお伝えしたいのが、この「湿気とカビ」の問題です。 「今まで畳に布団を敷いて寝ていたけれど、リフォーム後はフローリングに布団を敷いて寝よう」と考えているなら、それは黄色信号です。

 

なぜフローリングに布団を敷くとカビるのか?

人間は寝ている間に、コップ一杯分(約200ml)もの汗をかくと言われています。 では、布団に吸収されたその水分は一体どこへ行くのでしょうか? 最終的に湿気は重力で下へと移動し、布団の裏側、つまり「床との接地面」に到達します。ここで重要になるのが、床材がその湿気を「逃がせるかどうか」です。

◎畳のメカニズム◎
畳の表面である「イ草」や、中身の「畳床」は、スポンジのように湿気を吸い、空気が乾燥した時に放出する優れた「調湿作用」を持っています。また、素材自体に空気が含まれているため断熱性が高く、布団と床の温度差を緩和します。

◎フローリングのメカニズム◎
フローリング(特に複合フローリング)の表面は、傷や汚れを防ぐために硬くコーティングされています。つまり、湿気を全く吸いません。また、素材が薄く硬いため、冬場は非常に冷たくなります。

この状態でフローリングに直接布団を敷くとどうなるでしょうか? 体温で温められた布団の中の湿気が、冷たいフローリングの表面に到達した瞬間、行き場を失って水滴に変わります。これが「結露」です。 布団の裏側がジトジトに濡れ、それが毎日続くことで、あっという間に布団と床の両方に黒カビが発生します。

 

加古川市特有の気候リスク

加古川市、特に南部エリアは瀬戸内海に面しており、年間を通して湿度が比較的高めです。また、夏場は海からの湿った風が入り込みます。 乾燥した地域であれば「すのこ」を敷く程度で対策できることもありますが、加古川市の湿度環境下では、フローリングへ直接敷き布団を使用するのはカビリスクが非常に高いと言わざるを得ません。

 

寝室リフォームは畳とフローリングどちらにするか

この問題を解決するための選択肢は2つです。

1.生活スタイルを変える(ベッド派になる)
完全にベッド生活に切り替えるなら、洋室(フローリング)で全く問題ありません。ベッド下の空間が空気の通り道となり、湿気を逃がしてくれます。

2.床材を変える(和室または畳スペースを作る)
「やっぱり布団の安心感が好き」「ベッドは部屋が狭くなるから嫌だ」という場合は、寝室を和室にするか、洋室の中に一部だけ畳を敷き込んだスペースを作ることを強く推奨します。

寝室のリフォームにおいては、デザインの好みよりもまず「布団で寝るか、ベッドで寝るか」というライフスタイルに合わせて床材を選ぶことが、カビや健康被害を防ぐための絶対条件なのです。

 

「和室」と「洋室」の判断基準

「和室」と「洋室」の判断基準

 

それぞれの部屋には、機能的な「得意・不得意」があります。流行りに流されず、ご自身のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。

 

 「全て洋室」が向いているケース

【完全にベッド生活である】
起き上がりの負担が少なく、足腰が弱ってきても安心です。介護用ベッドの導入もスムーズです。

【掃除をロボット掃除機に任せたい】
畳の縁(へり)や敷居の段差がないため、ルンバなどのロボット掃除機が効率的に稼働します。

【重い家具(ソファやタンス)を置きたい】
畳は脚付きの家具を置くと凹んでしまいますが、フローリングなら跡が残りにくく、レイアウト変更も容易です。

【車椅子生活を想定している】
畳は柔らかいため車椅子のタイヤが沈み込み、走行が困難です。バリアフリーの観点では、硬いフローリング材(特に車椅子対応のもの)が適しています。

 

「和室(畳)」があった方が良いケース

【来客が泊まることがある】
普段は何もない部屋でも、押入れから布団を出して敷けば、即席のゲストルームになります。洋室にベッドを置いてしまうと、普段使いがしにくくなりますが、和室なら多目的に使えます。

【仏壇がある】
近年はリビングに置けるモダン仏壇も増えましたが、伝統的なお仏壇をお持ちの場合は、やはり和の空間の方がしっくり馴染み、荘厳な雰囲気を保てます。

【直座り(床座)の生活が好き】
「家に帰ったら靴下を脱いで床に座りたい」「テレビを見ながらゴロゴロしたい」という方には、クッション性があり温かみのある畳がベストです。冬場にコタツを出したい場合も、フローリングより畳の方が保温性が高いです。

【小さな孫が遊びに来る】
フローリングで転ぶと怪我が心配ですが、適度な弾力のある畳なら、転んでも痛くありません。お昼寝スペースやオムツ替えスペースとしても重宝します。

 

独立した和室はいらない?「小上がり畳スペース」という提案

独立した和室はいらない?「小上がり畳スペース」という提案

 

「客間としての本格的な和室はいらないけれど、畳のゴロゴロ感や機能性は捨てがたい…」 そんな方に、私たちeリノベが大規模リフォームで最も多くご提案しているのが、リビングの一角に設ける「小上がり(こあがり)畳スペース」です。

→eリノベモデルハウスで実際に見学できます

小上がりのメリット

リビングの床から、30cm〜40cmほど高く床上げをして畳を敷いたスペースのことです。 壁で仕切られた個室の和室ではなく、LDKの一部として取り込むスタイルです。

★空間の有効活用★
普段はリビングの一部として広く使いつつ、必要な時だけロールスクリーンや引き戸で仕切れば、個室のように使えます。

★「段差」が家具になる★
40cmの高さは、一般的な椅子の高さと同じです。つまり、小上がりの縁(へり)に腰掛けてテレビを見たり、会話に参加したりできます。ソファーを置かなくても、家族がくつろげる場所になります。

★家事スペースとして優秀★
洗濯物を畳む時、床に座り込むと立ち上がるのが大変ですが、小上がりなら腰掛けたり、立ったまま作業台のように使ったりできます。アイロンがけのスペースとしても最適です。

★驚異の収納力★
小上がりの床下部分は、巨大な収納スペースになります。引き出し式にすれば、リビングで散らかりがちな日用品やお子様のおもちゃ、季節外れの家電などをたっぷり収納でき、リビングが常に片付きます。

 

寝室としての活用法

この小上がりスペースを3畳〜4.5畳ほど確保しておけば、夜はそこに布団を敷いて寝室として使うことも可能です。 「洋室の中に浮かぶベッドのような畳スペース」とお考えください。これなら、フローリングのカビ問題を回避しつつ、洋風のLDKデザインを崩さずに布団生活を続けられます。

 

モダンで使いやすくなった最新の畳事情

モダンで使いやすくなった最新の畳事情

 

「畳=古臭い緑色のイ草」「すぐに色が焼けてボロボロになる」というイメージをお持ちではありませんか? 大規模リフォームで採用される最新の畳は、デザイン性も機能性も飛躍的に進化しており、洋室インテリアの主役になれるポテンシャルを持っています。

 

琉球畳(縁なし畳)によるモダン演出

正方形(半畳サイズ)で、縁(へり)のないスッキリとしたデザインの畳です。 これを市松模様(互い違い)に敷くことで、光の当たり方によって濃淡が生まれ、モダンで幾何学的な美しさを演出します。北欧風のインテリアや、コンクリート調の壁紙とも相性がいいのが特徴です。

 

「和紙畳・樹脂畳」という高機能素材

 

従来の植物(イ草)ではなく、機械漉きの和紙や、耐久性の高い樹脂で作られた畳が主流になりつつあります。

★豊富なカラーバリエーション★
「灰桜色(グレーベージュ)」「栗色(ダークブラウン)」「藍色(ネイビー)」など、フローリングの色味に合わせて自由にコーディネートできます。

★カビ・ダニに圧倒的に強い★
イ草ではないので、カビやダニの栄養分となるものがありません。アレルギーをお持ちの方にも安心です。

★日焼け・変色しない★
窓際の日当たりの良い場所に施工しても、紫外線による変色がほとんどありません。いつまでも新品の色合いを保てます。

★撥水性・耐久性★
樹脂コーティングされているため、水をこぼしても染み込まず、サッと拭き取れます。爪による引っかき傷にも強いため、ペットがいるご家庭でも採用されています。

これらを採用すれば、「洋室の利便性・デザイン性」と「和室の快適性」を両立させた、おしゃれな空間を作ることが可能です。

 

まとめ

まとめ

 

大規模リフォームにおいて「和室か洋室か」を決める際、単なる工事費用の比較だけで決めてしまうのは非常にもったいないことです。 スケルトンリフォームであれば、費用の差はほとんどありません。だからこそ、純粋に「自分たちが心地よいと感じる暮らし方はどちらか」に向き合うことができます。

◎布団で寝るなら、カビ対策として畳(和室)か専用ベッドが必須。
◎独立した客間が不要なら、LDKと一体化した「小上がり」が多機能でおすすめ。
◎デザイン畳(和紙・樹脂)なら、古臭さはゼロ。洋風LDKにもおしゃれに馴染む。

加古川市の気候を知り尽くした私たちeリノベは、一軒家の大規模リフォーム専門店として、単に部屋をきれいにするだけでなく、お客様の「日常の過ごし方」まで考慮した最適な間取りをご提案します。

「和室をなくしても後悔しないかな?」「小上がりって実際どうなの?」 そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、私たちのモデルハウスや無料相談会へお越しください。実例を見ながら、あなたの家にぴったりの「畳との付き合い方」を見つけましょう。

 

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