戸建ての断水・停電対策|災害に備えるリフォームアイデア|加古川市•高砂市のリノベーション&リフォーム専門店eリノベ

BLOG戸建ての断水・停電対策|災害に備えるリフォームアイデア

投稿日:2026年10月3日 最終更新日:2026年10月3日

戸建ての断水・停電対策を解説。エコキュートや太陽光発電、蓄電池、備蓄収納など、災害に備えるリフォームアイデアをご紹介します。

地震や台風、大雨などの災害が起きたとき、「水や電気が止まったら、自宅で生活できるだろうか」と心配になる方もいるのではないでしょうか。

飲料水や懐中電灯などの防災用品を用意することは大切です。しかし、断水や停電が長引くと、トイレ、調理、冷蔵庫、スマートフォンの充電など、日常生活のさまざまな場面で困る可能性があります。

そこで考えたいのが、普段の暮らしを快適にしながら、災害時にも役立つリフォームです。

この記事では、断水・停電に備えて戸建て住宅で検討できる設備や収納、リフォームを計画するときのポイントを解説します。

 

戸建ての断水・停電対策は日常の暮らしと一緒に考える

断水・停電対策では、防災専用の設備を増やすだけでなく、日常でも使いやすい住まいに整えることが大切です。

大きな災害が発生すると、電気・水道・ガスなどのライフラインや物資の供給が止まる可能性があります。

内閣府では、飲料水を1人1日3リットル、最低3日分用意することを備蓄例として紹介しています。南海トラフ地震のように広い地域が被災する場合は、1週間以上の備蓄が望ましいとされています。

例えば、4人家族で1週間分の飲料水を用意する場合、単純計算で84リットルが必要です。水に加えて食品や衛生用品も保管するとなると、まとまった収納スペースが必要になります。

まずは、次のような点を整理してみましょう。

  • 家族に乳幼児や高齢者、持病のある方がいるか
  • 停電時にも使いたい家電や設備は何か
  • 水や食料、防災用品をどこに保管するか

家族構成や暮らし方によって、優先するべき備えは異なります。設備を先に決めるのではなく、「災害時に自宅でどのように過ごしたいか」から考えることがポイントです。

 

断水対策では生活用水とトイレへの備えが重要

断水対策では、飲料水だけでなく、手洗いやトイレなどに使う生活用水も確保する必要があります。

水洗トイレは、断水だけでなく、停電や給排水設備の破損によって使用できなくなる場合があります。水が用意できても、地震後は排水管が壊れている可能性があるため、すぐに流してよいとは限りません。

自治体からの案内や排水設備の状態を確認できるまでは、携帯トイレなどを使用しましょう。

エコキュートの湯水を生活用水に活用する

断水への備えとして、非常用取水栓のあるエコキュートなど、貯湯式給湯器を検討する方法があります。

エコキュートは、タンク内に湯水をためて使用する給湯設備です。機種によっては、断水時に非常用取水栓から湯水を取り出し、手洗いや掃除などの生活用水として活用できます。

ただし、エコキュートを設置すれば、断水時にも普段どおり水やお湯を使えるわけではありません。

飲用の可否、取り出せる量、取水方法は製品によって異なります。また、高温のお湯が出る可能性もあります。導入するときは、非常用取水栓の有無だけでなく、災害時の操作方法まで確認しておきましょう。

災害用トイレを使いやすい場所に収納する

断水時は、生活用水とともに、携帯トイレや簡易トイレの備蓄も欠かせません。

災害用トイレは、1人1日5回を目安に、1週間分となる1人35回分の備蓄が推奨されています。4人家族なら、1週間で140回分が目安です。

リフォームの際には、トイレの近くや廊下収納など、すぐに取り出せる場所に防災用品専用のスペースを設ける方法があります。

携帯トイレに加えて、汚物袋、消臭袋、トイレットペーパー、手袋、衛生用品などもまとめて収納しておくと、停電した夜間でも慌てずに使用できます。

停電対策では必要な電力を確保する設備を考える

停電への備えでは、家中の電気を普段どおり使うことよりも、最低限必要な機器を動かせるようにすることが重要です。

災害時には、照明、冷蔵庫、スマートフォン、ラジオなどの電源が必要になります。家族に医療機器や介護用品を使う方がいる場合は、電源確保の優先度がさらに高くなります。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせる

太陽光発電は、日中に太陽の光で電気をつくる設備です。自立運転機能のあるシステムでは、停電時でも発電した電気を利用できる場合があります。

さらに蓄電池を組み合わせると、太陽光発電でつくった電気をためて、夜間や停電時に活用できます。

ただし、停電時に利用できる範囲は、製品や配線方式によって異なります。非常用のコンセントだけに電気を供給するタイプもあれば、家全体へ電気を供給できるタイプもあります。

導入を検討するときは、次の点を確認しましょう。

  • 停電時に電気を使える部屋やコンセント
  • 蓄電池の容量と出力
  • 冷蔵庫や給湯設備を動かせるか
  • 停電時の切り替えが自動か手動か
  • 太陽光発電ができない夜間や悪天候時の使用時間

「停電時に何を、どのくらい使いたいか」を整理したうえで、住宅の状況に合う設備を選ぶことが大切です。

非常時に使える電源を家族で共有する

太陽光発電や蓄電池を導入していても、操作方法がわからなければ、災害時に十分活用できない可能性があります。

停電時に使えるコンセントには、色や表示を付けておくとわかりやすくなります。取扱説明書や切り替え手順も、分電盤の近くなど、家族が確認しやすい場所に保管しましょう。

リフォーム時にコンセントの位置や電気配線を見直す場合は、冷蔵庫、リビング、寝室など、非常時に電源が必要になる場所も考慮して計画します。

備蓄を続けやすい収納をリフォームでつくる

防災用品は、用意するだけでなく、使いやすく管理しやすい状態で保管することが大切です。

押し入れの奥などにすべて詰め込むと、何が入っているかわからなくなり、消費期限や電池切れにも気づきにくくなります。

例えば、玄関収納には、非常用持ち出し袋、ヘルメット、雨具、給水用ポリタンクなどをまとめておくと、避難や給水の際にすぐ持ち出せます。

パントリーには、飲料水、食品、カセットコンロ、カセットボンベなどを収納します。普段から少し多めに購入し、古いものから使って補充する「ローリングストック」もしやすくなります。

トイレ周辺には、携帯トイレや衛生用品を収納すると便利です。停電時にも見つけやすいよう、乾電池式や充電式の照明も用意しておきましょう。

床下収納や階段下を活用する方法もありますが、浸水の可能性がある住宅では、水や電気製品を低い場所へ置かないなどの注意が必要です。

水害対策リフォームは、家ごとのリスクに合わせて考える

水害対策には、すべての住宅に共通する一つの正解があるわけではありません。

必要な対策は、想定される浸水深、敷地と道路の高低差、過去の浸水状況、建物の構造や築年数によって変わります。

例えば、玄関からの浅い浸水が心配な住宅と、河川の氾濫による深い浸水が想定される住宅では、優先する対策が異なります。止水板だけを設置して安心するのではなく、敷地、建物、排水設備、避難方法をまとめて確認することが大切です。

また、水害対策リフォームを行ったからといって、危険が迫っているときに自宅へとどまってよいとは限りません。住まいの対策は被害を減らすための備えであり、命を守るための避難とは分けて考えましょう。

防災リフォームは家の状態に合わせて優先順位を決める

断水・停電対策は、すべての設備を一度に導入する必要はありません。家族構成や住宅の状態、予算に合わせて、必要な対策から進めることが大切です。

例えば、小さな子どもがいる家庭では、飲料水やおむつ、衛生用品を多めに保管できる収納が役立ちます。高齢者や在宅医療を必要とする方がいる家庭では、蓄電池などによる電源確保を優先する必要があるかもしれません。

また、築年数が経過した住宅では、新しい設備を追加する前に、分電盤や電気配線、給排水管、設置スペースなどの確認が必要になる場合があります。

リフォームを相談するときは、次の内容を伝えておくと、必要な対策を整理しやすくなります。

  • 災害時にも使用したい家電や設備
  • 現在備蓄している水や防災用品の量
  • 家族構成と配慮が必要な方の有無
  • 現在の給湯設備や太陽光発電の有無
  • リフォームにかけられる予算

設備の性能だけで決めず、家全体の状態と実際の暮らし方を確認したうえで計画しましょう。

まとめ|水・電気・収納からわが家に必要な備えを考えましょう

断水や停電に備えるリフォームでは、高価な設備を一度にそろえる必要はありません。

まずは、次の4点を確認してみましょう。

  • 飲料水と生活用水を確保できるか
  • 災害用トイレを必要な回数分備蓄できているか
  • 停電時に必要な機器へ電力を供給できるか
  • 備蓄品を使いやすく管理できる収納があるか

エコキュートや太陽光発電、蓄電池などは、普段の暮らしを支えながら、災害時にも役立つ可能性があります。ただし、非常時に使える機能や範囲は製品によって異なるため、事前の確認が欠かせません。

加古川市をはじめ、明石市、姫路市、高砂市、播磨町、稲美町周辺で住まいのリフォーム・リノベーションを検討されている方は、eリノベへご相談ください。

住まいの状態やご家族の暮らしを確認しながら、日常の快適性と災害への備えを両立できる方法を一緒に考えていきましょう。

 

 

 

 

 


 

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